6/20(日)ヴィアティン三重戦 門田幸二監督試合後インタビュー
■試合を振り返って
このゲームに関しては本当に勝ち点3を取れたゲームでしたし、取らないといけないゲームでした。
前半は風上だったので、「1点何とか取る」というチームとして決めていたことはある程度出来ていたと思います。
プランとしては1-0でした。
後半風下で構えるのではなく、前から行くというのがなかなか出来ませんでしたが、選手たちは後半40分頃までしっかりと耐えてくれました。
しかし試合終了間際にFKから失点。
あのFKは相手のキッカーを褒めるべき素晴らしいシュートでしたが、うちとしては「後半はもう少し前から守備をして自陣では風の影響もあるので余計なファールをしない」そういったこともしっかりと伝えていました。もったいないゲームでした。
■ヴィアティン三重のイメージ
個の選手の技量が高いと思います。
9番の酒井選手の裏への抜け出しなどチームとして1つポイントにしているんだろうというのが印象です。
■ヴィアティン三重とはミラーゲームとなっているように見えました
ヴィアティン三重さんは「人を取りに行く」というのがプランだったと思います。
我々は、スペースは見えていたのでそのスペースをどう攻略するかというところのトレーニングをし、この試合に臨みました。
ヴィアティン三重さんの「人を取りに来る」ところがミラーゲームに見えてしまったのかもしれません。
■バイタルエリア内の守備が前節よりしっかりしているように思います
しっかりと引き込んでカウンターというところを狙いにしていました。
中を閉めるというところとバイタルエリアの一番危ないところを消すというところを準備として今週1週間のトレーニングで行ってきました。
後半の失点のところですが、バイタルエリア内を固めたところで風の影響もあったため、下でしっかりパスを繋いでラインを上げていかないと相手陣地で出来ないと感じました。
■未勝利のチームとは思えない程の生き生きとしたプレーをされていましたが、どういったモチベーションで選手達のあのプレーを引き出されたのでしょうか?
我々は這い上がるしかありません。下向いていてもしょうがない。
選手との会話やコミュニケーションを大切にしました。
選手達のモチベーションを上げることを第一に考えました。もちろんチーム全体でのミーティングを行いました。
「もうやるしかない」とそういった想いで我々スタッフ・選手含めてしっかりやっていこうと。とにかく前を向いて這い上がるしかないと。
ミーティングをした結果が今日のパフォーマンスに繋がったなと思います。
■ヴィアティン三重の攻撃力について脅威を感じた部分は?
後半刈谷が風下になり、9番の選手や18番の選手がポイントになっているのが脅威でした。
後半はヴィアティン三重さんのゲームになってしまいました。