中野裕太選手 現役引退のお知らせ
この度、中野裕太選手が、2021シーズン限りで現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。
■中野 裕太(なかの ゆうた)選手プロフィール
■ポジション:FW
■生年月日:1989年8月30日(32歳)
■出身地:愛知県常滑市
■身長/体重:181cm/72kg
■選手経歴:サンフレッチェ広島ユース → 横浜FC → ファジアーノ岡山 → HOYO大分 → FCガンジュ岩手
■出場記録:J2 40試合/2得点 JFL 52試合/4得点 東北リーグ1部 17試合/22得点 東海リーグ1部 69試合/53得点
中国リーグ 11試合/22得点 シンガポールリーグ13試合/5得点
■コメント
この度、現役を引退することを決意しました。
自分が思い描いたような引退ではありません。
降格という不甲斐ない結果で終わってしまい本当に申し訳ありません。
不甲斐ない結果で終わりたくないという気持ちもありましたが、大好きなサッカーを本気でできる環境がなくなってしまったため、引退を決意いたしました。
サッカーを始めて24年、社会人としては14年。
この歳まで、サッカーをできたことに幸せを感じますし、そんな環境を作って頂いたことに本当に感謝してます。
クラブスタッフ、ボランティアの皆様、スポンサー様、支援していただいた方々には社会人リーグというカテゴリーの中で素晴らしい環境を整えて頂き、ありがとうございました。
alegreed soccer school様にはFC刈谷での活動を理解の上、勤務地として多大なるサポートをして頂きました。
オーナー、スタッフ、生徒、保護者の皆様には試合会場まで足を運んで頂き、温かいご声援をありがとうございました。
ファン、サポーターの方々には、どんな時でも温かいご声援を頂き、ありがとうございました。
どこのチームにいっても気にかけ、話しかけて頂きました。皆様のご期待に答えることは少なかったですが皆様の言葉が本当に力になりました。
最後にコロナでなかなか聞けなかったチャントをもう一度聞きたかったです。
育てて頂いた指導者の方々へ
いろんな問題がありながらも根気強く、見捨てずに、サッカーだけでなく人として指導して頂き、ありがとうございました。僕がJリーガーに、育成年代の日本代表になれるなんて思ってもいませんでした。
皆様のお陰です。
今まで共に戦ったチームメイトへ
サッカーになるとめんどくさい性格になってしまい、本当に申し訳ないです。
こんな自分と共に戦い、喜び、悲しみ、喧嘩したり、時にはバカをしたり、いろんなことがあったけど本当に楽しかったです。
皆さんと共有できた時間は本当に貴重なものでした。
家族へ
両親には何不自由なく、好き勝手にサッカーやらせて頂きました。仕事をしているのにもかかわらず、仕事の終わったあと、休みの土日に送り迎えなど本当にたくさんの苦労をかけました。感謝しかありません。
そして妻へ
度重なる地方への移籍、家事、食事などの健康管理、子供の育児などいろいろと苦労をかけました。
大きい怪我もなく、サッカーに集中し全力でプレーができたのは妻のお陰です。
ありがとう。
FC刈谷として7年間。
一番愛着のあるクラブです。
大好きなクラブです。
ずっとJFL昇格を目指し、地域決勝大会で毎年悔しい思いをしてきました。刈谷として6回目、個人として8回目でようやく達成することができました。
あのときの感動は忘れられません。
嬉し涙は初めて流しました。
FC刈谷を上に上げたい。地域を盛り上げたいという気持ちでやってきました。
最後にこのような結果で終わるのは本当に不甲斐ないです。
今後はFC刈谷に残るメンバー、スタッフに託します。
FC刈谷がより良いクラブに、地域がより良い街になることを願っています。
最後に、今回引退を決意し今までの人生を振り返った時に、サッカーは本当に素晴らしいスポーツだと改めて思いました。
サッカーを通じてたくさんの人と出会い、たくさんのことを学び、成長させて頂きました。
今後は指導者としてサッカーに関わっていきます。
今までの培ってきたものを活かして子供たちの夢が叶うようサポートしていきたいです。そして、より成長し社会に貢献していきたいです。
長い間、本当にありがとうございました。
また、これからの中野裕太をよろしくお願いします。
中野裕太